超人への道

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読書しても頭に入らない人必見!本の読み方6選【速読と精読どっちがいい?】

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「速読と精読ってどっちが頭に入りやすいんだろう?」

「読みたい本があるんだけど忙しくて読めない(~_~;)」

 

この記事はこんな疑問を持っている方に向けて書きました。

 

こんにちは(^^♪

 

フリーランス1年目の出川ルイと申します。

大学1年生から、多読を覚えて年間100冊以上借りています

この記事では文学以外の本の読み方を紹介します。

 

どういう読み方が一番最適なのかいろいろ試した結果を紹介します!

少しでも参考になればうれしいです♬

 

目次を見て、興味を持った章から読んでくださいね。

アイキャッチ画像の提供サイト:Pixabay、作者: Jose Antonio Alba

 

 

1.速読vs精読

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(提供サイト:Unsplash、作者: Terry Browning

みなさん、一度は速読について考えたことはありませんか??

速読すると頭に残らない気がする、、、

だけど、精読するとたくさん本が読めない(+_+)

 

ちなみに、林修先生は初耳学で精読派だと言っていました。



さあ、どっちがいいのでしょうか??

それは簡単なことで、どっちもやればいいのです!!

 

すべての本があなたにとって読む価値があると思いますか?

残念ながらそうではありません。

 

たいていの本は読む価値がなくて、たまに読む価値のある本に出会います。

価値のない本は速読、価値のある本は精読しましょう。

 

ここで、少し俯瞰して考えてみましょう

読書は情報を収集するための1つの手段です。

では、どうすれば効率的に情報を収集できるのでしょうか?

 

情報収集するうえで、この2つは非常に重要です。

ブラウジング

・ディッピング

 

ブラウジングブラウザーのBrowseで、幅広い情報をザっとすくいとるという意味です。

ディッピングは野菜をディップするのDipで、一点だけ深く掘り下げるという意味です。

 

本を読むときは、初めにたくさんの本をブラウジング(速読)して、興味のある所だけディッピング(精読)します。

初めにブラウジングをして、重要な情報にいち早く気づき、ディッピングすることでそれを収集する。

こうして、効率よく自分の欲しい情報を得ることができます。

 

これを本屋で応用してみましょう。

「本屋に行って、初めに目についた本を手に取って少し読んでみた。ある程度読んで本棚に戻したら、隣にある本も良いなと思って手に取ってみた。その本を本棚に戻したら、また隣にある本が良いなと思った。そしてまた、、、」

 

こんな経験はありませんか?

 

多くの人はディッピングをしがちなので、最初にブラウジングを意識してみましょう。

一度本屋に行ったら、関連する分野の本の背表紙をザっと見渡します。

そこまでしてから、興味を持った本を読むのが効率的に情報を得ることができます!

 

この情報収集を少し変わったことに使ってみましょう。

例えば美術館で、

「最初はじっくり見ていたけど、最後の方は疲れてきてあまりよく見れなかったな~」

こんなふうに思ったことはありませんか?

 

美術館も、自分の興味のある絵(情報)を長い間見たい(収集)という情報収集の1つの変形バージョンなんです('ω')ノ

 

多くの人はついつい初めにディッピングをして、ブラウジングを忘れちゃいます。

この例で言うと、最初の方の展示物にディッピングしていたことになります。

 

ではどうすればよかったのでしょうか。

 

それは、初めに全部の絵をザっと見ればいいのです。

この絵は見ごたえあるな、この絵は見なくてもいいなとザっと見当をつけましょう。

 

混雑しているときは、最後まで見てから戻ることを禁止しているところもあるので、ご注意を。

 

私たちは、本だけでなく色々なものから情報を収集・選択して生きています。

その時に、ブラウジングを意識してみてください

美術館で言えば、最後の方にあるとてもきれいな絵に十分な時間をかけることができます。

 

本であれば、はじめに速読することで、重要な情報にいち早く目を通すことができます!!!

 

2.オススメの読み方4選

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Photo by Thought Catalog on Unsplash

ここまでで、速読の重要性がわかったかと思います。

そうすると

 

「とにかく1冊の本を速く読むぞ!!(#^.^#)」

 

こう思う方もいるかもしれません。

しかし、速読はこれだけにとどまりません。

大きな視点での速読が大切です。

 

そもそも、何のために本を読むんでしたっけ???

 

自分が抱えている問題を解決するための1つの手段として本を読みます。

つまり、問題をはやく解決できれば、それが速読だと言えます。

 

このようなマクロの視点からオススメの読み方を5つ紹介します!

大きな視点の順に紹介するので、この順番でマスターしてください!(^^)!

 

2.1.目的を意識する

本を読むとき、なんとなく読んではいませんか?

 

一番はやい読み方は、自分が抱えている問題を解決するのに必要なことだけを読むことです!!!

必要のないこともいずれ役に立つかもと思って読むと時間がかかってしまいます。

 

例えば、学校の成績を上げたいときに、勉強法を学びたいと思って読書します。

この時に、現在の大学の問題点や東大に合格するための最低ラインの点数などが書かれている文章は読む必要ありません。

自分に関係ないことを読んでいると余計に時間がかかってしまいますし、きりが無いです

 

本を読んでいる間は、ときどき読書の目的を思い出すことが大切です!!

 

2.2.3から5冊まとめて読む

「ダイエットにはポテチを食べたほうがいい!」

 

みなさんはこんな情報を信じないと思いますが、初めて読んだ本にこんなことが書かれていたら信じる人はいるのかも、、、

前回の記事でも説明したように、1冊だけだと誤った知識がつきやすいです。

 

問題解決のためには正しい情報が必要ですよね。

複数の本を読むことで、極端に間違った情報に気づくことができます!

 

意見が分かれるテーマについては特に注意が必要です。

例えば、「原子力発電は再稼働すべきか。」というテーマについて調べたいなら、賛成派、反対派さらに中立の立場の本を読みましょう!

 

2.3.簡単な本から読む

「この本難しくて、なかなか先に進まない(~_~;)」

 

見栄を張って難しい本から読もうとしていませんか。

 

新しい分野の本を読むときは、プライドを捨てて、簡単な本から読むのがいいですよ。

例えば、歴史を学ぶときは、漫画池上彰さんの「そうだったのか現代史がオススメです。

 

簡単な本を読めば、大枠がつかめますし、少しでも理解できたことで自信がつきます。

そして、だんだんと難しい本にしていきましょー。

 

2.4.目次を見てから興味のある章を読む

「さあ、本を読むかー!」

 

こういう時、1ページ目から読んではいませんか??

今日から本を1ページ目から読むのはやめましょう(^^)/

 

筆者は特定の読者を設定して文章を書きます。

しかし、読者の目的は様々です。

あなたの求めている情報は最初のページにないこともあります。

私の経験上、その方が多いです。笑

 

なので、まず目次から読んで、読みたい章の順番を決めます。

1番興味のある章から読み始めて、つまらなくなったら他の章も読みます。

そうすると、だんだん自分の欲しい情報が出てこなくなります。

そうなったら、その本は読まなくても大丈夫です。

 

つまらないということは興味のないということです。

そして興味がないと極端に記憶力が低下します。

なので、つまらなければ読まなくていいです。

 

また、自分がすでに知っている情報は読む必要は無いですし、自分が難しいと思う情報も読まなくて構いません。

自分が成長してから、もう一度読めばいいだけです。

そっちの方が、情報を吸収しやすくなりますよ。



3.ビミョーな読み方2選

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Photo by João Silas on Unsplash

3.1.右脳速読

右脳速読とは素早くページをめくって、見開いているページを写真(映像)として記憶する方法です。

習得できる人は少ないと言われています。

本ははやく読めるのですが、理解はしていません

理解するには、記憶した写真を頭の中で読む必要があります

 

本をはやく読むのが目的ならこれでいいのですが、

自分の抱えている問題を解決するのが目的なら、はやく解決するとは思いません

 

3.2.フォトリーディング

これは速読の一種で、ページの真ん中をボンヤリと見つめてページを高速でめくります。

そして、無意識下に本の内容を記憶させ、興味のあるところから読み始めるという方法です。

 

私は試してみたのですが、ページを高速でめくる作業が面白くなく、効果も実感できなかったので今ではしていません

 

4.どのくらい読書するべき?

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Photo by Aaron Burden on Unsplash

ここまでで本題はおしまいですが、余談として少し。

「1日に何時間くらい読書したらいいんだろう?」

 

こう思う人はいませんか?

私は大学生の時、けっこう考えていました。

 

読書に関する本や伝記を読んでも、偉人がどのくらい読んでいるかわからず、、、

試しに、大学1年生の時は1日2時間読んだのですが、数か月して、まったく行動できてないってことに気が付きました。

今考えるとちゃんちゃらおかしいのですが、当時はそう考えていたようです。

 

読書よりも行動したことによって得られる情報の方が多いですよね。

読書しすぎるとノウハウコレクターになって行動力が鈍ります。

 

逆に全く読まない場合は、先人の知恵を無駄にして行動することになり、結果非効率に。

色々試した結果、1日30分程度かなと。

 

1年で200冊以上読んだと自慢する人はいますが、大切なのは行動し、目的を達成することです。

決して本を読むのが目的にならないように

 

通学・通勤時間に読むのがオススメです。

 

5.オススメの本

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PexelsによるPixabayからの画像

詳しく知りたい方はコチラの2冊がオススメ!

 

1.『読書の技法

元外務省の役人、現作家による、私の知っている中では最高の読書法

 

圧倒的な情報を収集・分析する中で身についた方法なのだろう。

多くの人はここまでする必要は無いので、参考になる部分だけ真似すれば大丈夫です。

 

2.『あなたもいままでの10倍速く本が読める

フォトリーディングを含め、さまざまな速読法が書かれています。

これを読めば、速読法は網羅できますが、小手先のテクニックが多いので、まず私が紹介した方法を習得したほうがいいと思います。

この本でブラウジングとディッピングを学ぶなど、速読法以外の内容が充実しています。

 

Amazonでポチる前に図書館のご利用を

コチラの記事で図書館の利用法を書いていますのでご覧ください。

sekaiwokaeyo.hatenadiary.com



6.おわりに

速読と精読の使い分けはできそうですか?

オススメの読み方もぜひ試してください。

あくまでも読書が目的にならないように!!

 

それでは、これでおしまいにします。

快適な読書ライフを!!