本のまとめ方2選【あなたの部屋を見れば本のまとめ方が上手いかわかる!】
「本を読んでも頭に残らない、、、(~_~;)」
「読書ノートつけてるんだけど、見返しても何も思い出せない。どういうふうに書けばいいんだろう?」
この記事はこんな疑問を持っている方に向けて書きました。
どーも、こんっちはー!
フリーランス1年目の出川ルイと申します。
ぼくは大学1年生から、多読を覚えて年間100冊以上借りています。
この記事では文学以外の本のまとめ方を紹介します。
大学1年生から読書ノートをつけ始めたのですが、1年後くらいに見返しても何を書いているのかわからなく絶望しました。笑
それからいろいろ試した結果わかった最適な本のまとめ方を紹介します!
少しでも参考になればうれしいです♬
目次を見て、興味を持った章から読んでくださいね。
(アイキャッチ画像 by Wonderlane on Unsplash)
1.本のまとめ方
「読んだ本をまとめるのってめんどくさい、、、(+_+)」
まとめるのってめんどくさいですよね。
私はめんどくさがりなので特にそう思います、、
そんな私でもできる方法をこれから紹介していきます!
1.1.直面している問題がある時はまとめない!
(Photo by Bruno Nascimento on Unsplash)
突然ですが、小説以外の読書の目的は何でしょうか???
以前の記事でも書きましたが、重要なのでもう一度おさらいしましょう。
それは自分が抱えている問題を解決することです。
つまり、問題が解決すれば、本をまとめる必要はありません!!
例えば、私はどうやったらブログで良い文章が書けるかが課題です。
そこでライティングに関する本を読みます。
ある本には「感情に訴えかける文章を入れるべき」という趣旨が書かれていました。
私の初期のブログは論理的な文章ばっかりなので、即座に行動に移します。
こうすることで、自分の身になります。
つまり、即座に行動に移せれる内容ならば、まとめる必要はありません!!
さらに、本の内容を自分の状況に合わせて変形させて繰り返し行動に移すので、記憶が定着しやすくなります。
1.2.すぐに行動できない時はまとめる
・自分の意見を書くべし
もちろん、即座に行動に移せれない場合もありますよね。
例えば、2019年の参院選では、消費税率を増やすかどうかかが一つの争点になりました。
私は参院選の1か月前に消費税に関する本を読んだので、投票するころには記憶が薄れてしまうと予想しました。
このような場合は、本をまとめた方がよさげですね(^^)/
もう一つ例を出すと、私は最近AIに関する本を読みました。
常日頃からAIができないことを意識する必要があるので、この本から得た知識は数年くらい記憶したほうが良さげでした。
このような場合も本をまとめた方がいいです。
では、私がどのように本をまとめているかご紹介します。
このように書いています。
初めは要約していたのですが、これだと後で見返してもどんな内容だったか思い出せません。
例えば、「AIが苦手なのは読解力」と書いてもさっぱりわかりません、、、
具体的に読解力は何か書く必要があります。
本をまとめる方法を記憶の定着が浅い順に述べるとこうなります。
1.本の内容をただ書き写す。(変形度0%)
2.本の内容を自分なりに変形させて書く。(変形度0-80%)
3.本の内容をほぼすべて自分の言葉に置き換える。(変形度80-100%)
学校でのノートの取り方と同じですね。
黒板をそのまま写すよりは、自分なりに少しまとめた方が記憶しやすいですよね。
私は2の方法をよく使っています。
自分がいいなと思った箇所をなるべく具体的にまとめて、それに対して自分が考えたことを書き足します。
この時、本で得た知識を自分の役に立たせるにはどうすべきかを集中して考えます。
本を読んだり、まとめたりするのは誰でもできるので、自分の考えを書くことが重要です!
この程度まとめれば、今後必要になった時にノートを見返せば記憶がほぼ全てよみがえります。
2の方法でまとめた中で、他の人にも役立つ情報の場合は3の方法も使います。
3の方法には1.1.で述べたように自分の抱えている問題を解決するために使ったり、友達に話す、TwitterやYouTube、ブログで発信するなどがあります。
私は友達に話したり、ブログに書いたりしています(#^.^#)
ちなみに消費税やAIはこうまとめました。
ブログは10時間くらいかかるので多くはできないですね~(~_~;)
ブログだと書くのが大変という方は、Twitterがおすすめです!
140字くらいにまとめるので10分くらいでできますよ~
(それでも時間がかかるので、たまにするくらいがいいでしょう。)
私は今フォロワーが20人ぐらいですが、数十人には届いています。
(インプレッションというもので計測できます。)
これを長く続ければもっと多くの人に伝えれるのではないかと期待しています。笑
・文章を書く人は引用しよう!
文章を書く人は、良い文章を見つけたら、1の方法も使いましょう。
これを引用と言います。
本の内容を根拠にするときに、多くの人は要約します。
しかし、これは自分の考えが入り、本当に本の著者の考えかわかりません。
一字一句間違えずに、正確に書き写しましょう!(出典も忘れずに!)
私は、こんなかんじに書いてます。
(かぎかっこ内の文章を引用しています。)
2.本をまとめるタイミング
1冊丸々読み終わった後に本をまとめていませんか?
私も初めのうちはそうしていました。
今でも、面白い本だとついつい1冊丸々読んでしまうことがたまにあります。
でも、1冊読み終えた達成感でまとめるのが億劫になりませんか?
読み終わった後だと、良い情報がどこに書いてたか忘れることもあります。
それを防ぐためには、本を読んでいて重要な情報を見つけたら、その場でノートにまとめましょう。
前回の記事「オススメの本の読み方6選【速読と精読どっちがいい?】 - 超人への道」で紹介したように、興味のある章から読み始めれば、1冊丸々読み切ることが少なくなり、自然とノートにまとめる流れに移りやすいです。
この点でも、本を最初のページから読み始めるのではなく、興味のある章から読み始めることをオススメします!(^_-)-☆
3.本をまとめる前にはしっかり疑う
(Photo by H A M A N N on Unsplash)
本題は以上ですが、余談で少し。
本に書いてあることって全て正しいと思いますか?
そうではないですよね。
本は立派なものと思われがちですが、実は違います。
本もピンからキリで、中には悪質な情報商材を宣伝する本もあります。
こういう詐欺的な本だけではなく、多くの本はとんちんかんな発言が見受けられます。
医療や栄養など人体に関わる情報は適切な根拠がない場合が多いです。
歴史や医療など大きな利権が絡むものはわざと間違った情報を書いている時も有ります。
他の本でも、単に筆者が間違えている場合もあります。
間違った情報をもとに行動するのは良くないので、情報をインプットするときにはしっかりと疑いましょう!!
ここで、簡単な疑い方を紹介しますね。
役立つ情報を見つけた時は、その根拠がどこに書いてあるか探します。
そして、その根拠は説得力があるか、論理の飛躍はないかを確認します。
根拠を書いてない場合は多いので、これだけで騙されにくくなりますよ。
根拠がないとなんでも言えちゃいます。
例えば、「人間は200年生きれる」とか、、、
試しに、「本をまとめる前にはしっかり疑う。」の根拠を探してみて下さい('ω')
4.オススメの本
これから2種類の本を紹介します。
気になったらまずは図書館へ。
詳しくはこの記事で。(3.1.章)
4.1.情報を整理する
・『緋色の研究』
シャーロックホームズ(筆者コナンドイル)の考えが秀逸です。
彼の考え方を述べている箇所だけでも読んでおきたいです!
彼は、脳みそを部屋に例えてます。
私の経験からも、部屋が汚い人は情報を整理できてない人が多いです。
・『思考の整理学』
大学生の間で流行ったらしい本。
浪人の時に英語の先生が紹介してくれました。
・『アイデアのつくり方』
『思考の整理学』を端的にまとめた本。
『思考の整理学』とこの本のどちらかの本を読めばいいと思います。
4.2.本を疑う
・『本を読む本』
・『読書について』
・『本はどう読むか』
どれも似たようなことが書いてあるので、図書館にある本だけを読むだけで十分です。
定期的に読んで自分を戒めた方が良さげです。
具体的にどう疑うべきかが分かる本はコチラです。
少々長い本ですが、かいつまんで読むだけで十分です。
私の数少ない好きな人である宇佐美寛先生の本です( `ー´)ノ
彼のように鋭い本を書く人を私は他に知りません!
(読んだ後は、全身が血だらけになります。笑)
読書をする人は「教養」を過剰に評価しているかんじがしますが、
それに関して痛烈な批判が書かれています。
このように批判すればいいのだと勉強になります!!!
5.おわりに
本をまとめるのってめんどくさいですよね。
自分なりに最適な方法を探してみて下さい。
読書用のノートを本の近くに置いとくとよいのかも。
それでは以上です。
快適な読書ライフを!!!