超人への道

頑張らずに努力する方法を示します。

もう学校はオワコン!学校に行くべきでない14の理由

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みなさん、こんにちはー!!

出川ルイです^_^

 

今回は、大変長い文章ですが、目次を見て、興味を持った章から読んで下さい。

アイキャッチ画像:Photo by MChe Lee on Unsplash

 

1.はじめに

今回は、学校を小学校・中学校、普通科の高校に絞ります。

芸術系やスポーツ系、芸能系、工業系などの学校は考えません。

また、小学生・中学生・高校生を便宜的に学生と呼びます。

 

学校に行かないという選択肢は到底考えれない方が多いでしょうが、一旦考えてみてください。

極端に考えることによって、学校の不要な部分が見えてきます!!

 

2.結論

僕に子供ができたら、現状の学校には行かせないでしょう!!

 

ほとんどの人は、好きな授業や一部の基本的な力が学べる授業は出てもいいです。

しかし、小中高の12年間、丸々学校に行くべきではありません!!

 

3.学校の役割

・勉強

何のために学校に行くのー??」

こう聞かれると、多くの人が最初に勉強と答えるのではないでしょうか??

 

教科で言えば、国語、数学、英語、理科、社会、美術、技術・家庭科、音楽、保健が有ります。

最近、道徳やプログラミングが加わりました。

 

・コミュニケーション

同学年や先輩・後輩、先生と接する機会が有ります。

 

・運動

体育や運動部で運動ができます。

 

・イベント

僕は修学旅行で、中学生の時に東京ディズニーランド、小学生の時に奈良・京都に行きました。

他には野外学習(キャンプみたいなことをしました。)や科学館や博物館、体育祭や文化祭などが有ります。

 

これら4つの役割を順番に検証していきます。



4.勉強

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(Photo by Kelly Sikkema on Unsplash

4.1.問題点

・授業が遅い

たいていの授業は講義がメインです。

これは、読書のスピードより2倍」遅いです。

講義の有害な点については、以前記事を書きましたのでご覧ください。(「2.1.」の「伝達速度が遅い」を参照。)

 

sekaiwokaeyo.hatenadiary.com

 

つまり、単純に考えて、読書をして独学すれば、小中高合わせて12年間の半分である6年間はやく終わります。

 

・AIに代替される

ゆっくりと学校で12年間勉強したものの、大学進学者の下位80%は、残念ながら、Ai以下の学力です。

つまり、大学進学者の下位80%が学んだ内容はAIに代替されます。

 

これも以前記事を書きましたのでご覧ください。

 

sekaiwokaeyo.hatenadiary.com

 

・必要性を感じない

「大学入試に使われる教科(国語、数学、英語、理科、社会)はAIに代替されるかもしれないが、他の教科(美術、技術・家庭科、音楽、保健、道徳、プログラミング)は違うでしょ!!」

こう言う人がいるかもしれません。

もちろんAIに代替されない部分もあります。

 

しかし、学校で教わるほとんどの内容は必要性を感じません。

皆さんは、本気で心から勉強したいと思ったことは有りますか?

必要性を感じなければ、やる気は起こらず、習得するスピードは落ちます。

 

・自信が無くなる

みなさんは自分の学力に自信は有りますか?

学力関係なしに、学生の時に自信は有りましたか?

 

僕は中学校の時、定期テストで1位を何回も取りましたが、その時は自信は有りませんでした、、、('Д')

高校に入ってからは、全然成績が上がらなかったので、よけいに自信を無くしました。

 

「さんまの東大方程式」というTV番組に出演していた東大生も、「もっと優秀な人がいる」という趣旨を言っていて、自信がありませんでした。

(東大生がどのくらい自信があるかは今後調査するつもりです。)

 

全ての学生は学力という一つの物差しで比較され、中学校や高校で学力が高くて、学力が高い高校や大学に入っても、ほとんどの学生が自分より上の学力の人に出会います!

 

僕は「偏差値」を気にしたことがなく、大学に入ってからは、「比較しなければいいんだ」と気づいて自信を取り戻しました。

しかし、多くの人は、どうしても周りの人と比較してしまい、自信を無くすのではないでしょうか??

 

・学校の奴隷になる

「学校に行かずに大学に受かるんだろうか??」

「どうやって、フリーランスになったり、起業できるんだろう??」

みなさんはこれらの質問に「はい、もちろん!」と答えれますか?

 

残念ながら、学校へ行っても、独学する力(PDCAを回す力、問題解決能力)は育ちません!

学校で学生は受動的に知識を与えられます。

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ。」という趣旨を老子が言いましたが、学校は魚を与えているわけです。

魚の釣り方(独学の方法)を教えてもらえなかった学生は、学校に依存します。

 

少し昔に、YouTuberのヨビノリのたくみさんが大学生対象の予備校を作りました。(月額2000円です。)

 コチラのサイトです。

大学生になっても独学できない人がいるという現状です。

 

大学生でも予備校が必要で、さらには会社員にもそういう学校ができるんじゃないかと危惧していたら、最近になって、YouTuberのマコなり社長が新しい教育サービスを始めました。

(会社員向けのサービスは他にもたくさん有りますが。)

 

コチラのサイトで学習内容を見れます。

 

全く詳しく書いてないですが、「4.2.」で説明するような基本的な知識を教えるのは割と賛成です。

 

ただ月額16万円と高いです!!

大学と比べても少し高いですし、サービスの時間当たりで計算すると、かなり高くなります。

会社員相手だからできる商売なのでしょう。

本来はこういう内容を学校で教えて欲しいですが、現状では無理でしょう、、、泣

 

自分で勉強できない学生は、ずっと大金を搾取されます。

僕は1浪した時に河合塾年間100万円くらい払いました。

また、立命館大学の学費は年間150万円くらいでした。

 

本当にもったいないことをしました。

高校生のうちから独学できれば、こうはなっていませんでした。

 

教育哲学者で大学教授の宇佐美寛さんは次のように言います。

病院というものは良いものである。病気の者にとっては必要である。無いと困る施設である。しかし、入院しないで健康でいられればその方がいい。いつまでも入院しているのが幸福だということにもならない。入院するのは、退院するため、もう再び入院しなくてすむようになるためである。入院自体が良いわけではない。

 学校や授業も、病院と同様である。いかに良い学校であっても、一生在学しつづけるのが幸福だというわけではない。学校は、生徒が学校に来なくてもすむようになるまで成長させるための施設である。授業も、授業に頼らなくても学習を発展させていけるような力を育てるのである。

 学校や授業は、学校や授業が不要になるような方向で機能すべきものである。つまり、学校や授業は、学校や授業を否定する方向で(自己否定的に)機能すべきものである。

 このような「自己否定的」な授業において、〈講義〉という方法は通用するか。つまり、講義は、学生に学習の方法を教えつつ進行するか。すでに述べたように、否である。単なる講義では、学力の基礎である読み書き能力が育たない。講義は、講義が不必要になり講義無しですむような能力を育ててはいない。(宇佐美寛『大学の授業』東信堂、2004年、44ページ)

大賛成です。

 

・したいことが見つからない

「みなさんは本当にしたいことはありますか?それは学校へ行って見つかりましたか??」

 

僕は中1から高3まで部活をしていて、丸1日の休みがほぼ無かったです。(お盆と年末年始だけです。)

学生の時は、学校の勉強と部活で1日が終わりました。

 

そして、大学に入学してから、自分の本当に好きなことはなんだろうと長い間考えました。

大学生で同じ悩みを抱えている人は何人かいましたし、ほとんどの大学生は(もしかしたら会社員も)、本当に好きなことが有るのか疑わしいです。

(これについては、これから調査します。)

 

宇佐美寛さんが、ここまでの話をうまくまとめているので引用します。

自信と安定感を持つ自我が、好きで学びたいことに熱中すれば、学力はのびるものなのである。ところが、いうまでもなく、学校の現状は、この理念からは、はるかに遠く、見通しがきかない暗さである。平板な知識を受動的にのみこまされ、自分が何をしたいのかもわからなくなっている子ども、学校側の基準で他人と比べて「できない」と思わされつづけて、自信を圧殺される子ども。これは「校害」である。(宇佐美寛『自分にとって学校はなぜ要るのか』明治図書、2003年、p31)



4.2.代替案

・基本的な知識は学校で学ぶ

宇佐美寛さんは次のように言います。

「(前略)学校は、どうしても学校でなければ教えられない類いの内容、学校から自由になるための内容をこそ教えるべきである。いわゆる読・書・算はそれである。」(宇佐美寛『自分にとって学校はなぜ要るのか』明治図書、2003年、p6)

 

ほぼ同意見です。

僕はこれらに、独学する力(PDCAを回す力、問題解決能力)を加えようという意見です。

(僕は、独学する力の習得方法を、今後ブログやYouTubeで発信します。)

 

これらの内容は学校で学んでもいいです。

(残念ながら、現在の学校では学べないのですが、、、)

 

・空いた多大な時間で好きなことを見つけ、収入を得る

学校に行かなければ、多大な時間が空きます。

その時間に、とにかく自分のしたいことをしましょう。

 

色々挑戦すれば、自分の好きなことが見つかります。

そして、好きなことで収入を得れるように努力しましょー!!

 

これについては、僕がYouTubeで説明しています。

www.youtube.com

 

・どうしても大学に行きたい人は自習する

「3.1.」で書いたように、問題集を使って自習したほうが、授業より2倍速いです。

また、学校の先生より、問題集を書いた先生のほうがたいてい優秀です。

 

5.コミュニケーション

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(Photo by Brooke Cagle on Unsplash

5.1.問題点

・同世代しかいない

「学校は勉強だけでなく、コミュニケーション能力も身につく!」

こう言う人はいるでしょう。

 

しかし、学校は同年代の人しかいない異質な空間です。

先生もいますが、多くの学生は、先生としっかり話した経験が無いでしょう。

入社すれば、色々な年代の人がいます。

学校で身につけたコミュニケーション能力は入社してからどれほど役に立つのでしょうか。

 

ちなみに僕は、40代以上の人とのコミュニケーションは苦手です。

最近オンラインサロンに入って、克服されつつあります。

 

・目上の人に対する礼儀が身につかない

「皆さんは先生に敬意を持っていますか??」

 

授業中に、ほおづえをついたり、あくび、居眠り、私語、内職をした経験は有りませんか?

 

対して、上司にそういうことをしたことは有りますか。

こんなことをしたら無礼ですよね。

 

これらを注意しない先生も問題ですが、学校では目上の人に対する礼儀が身につきません。

 

・いじめがある

「皆さんは、いじめたり、いじめられたり、いじめを見たりした経験は有りますか??」

皆さんご存じのように、これは社会問題です。

1クラス40人くらいという狭い人間関係だから大変ですよね。

 (いまだに教室にはエアコンがついていない所も有り、さらに密集した空間で生活しないといけないなんで、刑務所よりもひどい環境ではありませんか?)

 

・個性を出しにくい

僕は中学校の時は誰にも成績を見せませんでした。

本音を言える人はいなかったですし、同級生とは話が合いませんでした、、、泣

幸運なことに高校では、一部の人と話が合いました。)

 

中学校では、個性を出さず、周りに話を合わせる力が身に付きました。

果たして、この力は必要でしょうか??(いや、いりません!!!!)



5.2.代替案

・オンラインサロンに入る

オンラインサロンに入れば、色々な年代の人がいるので、どんな人とでもコミュニケーションをとれるようになります。

 

・早くから仕事をする

自分のしたいことが見つかって、収入を得る段階になれば、おのずと誰かと関わります。

(トレーダーなど全く人と関わらない職も有りますが。)

 

コミュニケーションに失敗すれば仕事が無くなるので、おのずとコミュニケーション能力が上がります。(礼儀も身に付きます。)

 

仕事では、個性が大切です。

僕が、他の人と同じようなブログを書けば、誰も読んでくれません。

 

同僚からいじめられれば、違う部署に行ったり、転職できます。

人と関わらない仕事をするのも一つの手です。

 

6.運動

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(Photo by bruce mars on Unsplash

6.1.問題点

・嫌いな種目の授業も受けざるを得ない

体育の授業は色々な種目を経験できて、自分の運動の特性を知れます。

 

しかし、嫌いな種目の授業も受けるのはツライです。

僕は幸運なことに全ての種目が好きだったので、体育が楽しかったですが、中には体育が嫌という人もいたり、水泳の授業を見学する人もいました。

 

・部活は廃止されるかも?

学校に運動部が有れば、そこでも運動できます。

 

しかし、コチラのサイトによると名古屋市立の小学校の部活は廃止されるらしいです。

 

 

中学校も教師の負担が大きいので、廃止されるかもしれません。

(僕の母は中学校の教師で部活の顧問をしていますが、毎日ヘトヘトです、、、泣

そうなれば、学校で運動する機会は減ります。

 

6.2.代替案

運動に関してだけは、学校の役割は大きいです!!

 

好きな種目の体育の授業だけ参加しましょう。

また、学校に運動部が有って、したい種目が有れば、部活が始まる頃に通学しましょう。

 

ただこれから無くなるかもしれません。

地域にサッカーやバスケの少年スポーツクラブは有るでしょうから、それに通うのもアリです。

 

色々な年代の人と関わりたいなら、社会人サークルもアリです。

年齢制限を設けている所も有りますが、それなら、自分たちで作ってもいいです。

 

7.イベント

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(Photo by Kon Karampelas on Unsplash

7.1.問題点

・知識が無いから興味が持てない

皆さんは、学生の時、科学館や博物館の展示をしっかり見ていましたか?

僕の同級生のほとんどは、チラッと見ただけで素通りでした。

 

中には、僕のようにじっくり見る人もいるかもしれません。

しかし、他の学生が素通りして早く見終わるため、僕はいつも最後まで見れませんでした、、、('Д')

 

僕も含めてたいていの学生は展示に関する知識が皆無です。

その状態で、展示に興味は持てません。

見た目が良くて興味を持つかもしれません。

しかし、その程度の興味なら、実物を見ずに本や動画で見るので十分です。

 

修学旅行で京都・奈良に行った時も同様でした。

僕は大学生の時、京都によく行きましたが、その時の知識でさえ、実物を見ても楽しませんでした。

 

オリエンタルラジオ中田敦彦さんはこの動画のシリーズで、日本のゆかりの地をロケしています。

せめて、このくらいの知識をつけてから、実物も見るべきです!

www.youtube.com

 

・本気でしたいと思わない

僕は修学旅行で東京ディズニーランドに行ったときは、つまらなくて友達とトランプしていました。(なんともったいない!)

 

(そもそも、勉強のために東京ディズニーランドに行くのは間違いです。高額なグッズを売るビジネスモデルを学んだり、どういう顧客が来ているか調査するなど勉強できますが、学校は本当にそれを目的としているのでしょうか。

 

僕は小さい時からキャンプをしていたので、野外学習はレベルが低すぎて面白くなかったです。

体育祭は好きでしたが、文化祭で歌を歌ったり、劇をするのは疑問を感じ、身が入りませんでした。

 

7.2.代替案

・知識が増えてから実物を見よう

科学館や博物館は、興味を持って、実物を見たくなってから行くべきです。

京都や奈良は、大人になるにつれて知識が増えたころに観光するのがオススメです。

 

・本気でしたい時にしよう

東京ディズニーランドやキャンプは仲が良い人と行きたい時に行けばいいです。

 

体育祭や文化祭は、どうしてもしたいなら、自分たちで企画して人を集めましょう。

そうすれば、本当にリーダーシップ力などが身に付きます。



8.まとめ

今や、学校の代わりになるものはあります!

一度、学校の不要な部分を考えてはいかがでしょうか??

 

現状の学校に疑問を抱く人が増えることを祈って。アーメン。