こんにちは!出川ルイです。
「定期テストで良い点数を取りたいけど、数学をどう勉強したら良いか分からない、、、( ゚Д゚)」
そんな中高生に向けて、数学の定期テストで良い点数を取る方法をまとめました。
目次を見て、興味を持った章から読んで下さい!
(アイキャッチ画像:Photo by Dan-Cristian Pădureț on Unsplash)
0.筆者の信頼性
ぼくの成績はだいたいこんなかんじです。
・中学生の時、オール5を4回とりました。
・2011年、愛知県の公立高校で1番学力が高い旭丘高校に入学しました。
・センター試験(現在の共通試験)で世界史が93%、英語が86%の点数をとりました。
もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
また今回は、東京大学に現役合格した、高校の同級生(あきら君)に、記事の執筆を手伝ってもらいましたので、相当内容に自信があります!
1.いつから勉強を始めたらいい?
(Photo by Siora Photography on Unsplash)
「テスト勉強っていつもギリギリになるんだよな…」
「おれ、今回のテスト、ノー勉なんだよな!ドヤ!」
テストが近づいてから勉強を始めてませんか??
テスト直前に詰め込んではいけません!!!
これからは、今まで数日前から勉強していた人は1週間前から、2週間前から勉強していた人は3週間前からと少しでも早く勉強を始めてみましょう。
本音を言うと授業があった日に勉強するのが理想です!!!('ω')ノ
仮に、テストで90点を取るために100問の問題を解く必要があるとします。
それを直前に詰め込んでも、毎日継続して勉強しても、勉強する量は同じです。
では、どうして授業があった日に勉強したほうがいいのでしょうか??
理由は3つあります。
・授業の内容を覚えている。
「授業で配られたプリントが見つからない、、、( ;∀;)」
テスト直前に勉強すると、授業で配られたプリントがどこにあるかわからなかったり、ノートの書き忘れがあった時にどういう授業をしたか忘れてたという経験はありませんか?
授業があった日に勉強すれば、そういうことが無くなります!!
・授業の内容が定着しやすい。
授業中は理解できて問題を解けたはずなのに、テスト前に勉強すると、解けなくなった経験はありませんか?
記憶を定着させるには、適切なタイミングで復習する必要があります。
授業があった日には必ず勉強してください!!
それ以降も複数回復習することで確実に記憶が定着します!
どのタイミングで何を復習するかは、こちらの記事をご覧ください。(「3.3.復習の仕方」の「・復習のタイミング」を参照。)
・テスト直前に風邪をひいても大丈夫!^_^
僕は大学生の時、体調を崩して、テスト前に3日間くらい勉強できませんでした。
しかし、毎日継続して勉強していたおかげで、無事9割の点数をとれました!
このように、授業があった日に勉強するとたくさんのメリットがあります。
ですが、授業があった日に勉強する時間が無いなど実践するのは難しいかもです。
こういう問題の解決方法など詳しい内容を別の記事でまとめますのでお待ちを!
2.問題集の使い方
(出典:Amazon)
「教科書の例題を解いとけばいいんじゃないの?」
「学校で指定された問題集って使いにくいんだけど、、、( 一一)」
「問題集ってたくさんあって何を使えばいいのかわかんない、、、」
問題集には、学校の教科書、学校で指定された問題集、塾の問題集、通信教育、市販の問題集など選択肢は色々あります。
どの問題集を使って勉強するかは効率よく良い点数を取るためには超重要です!!!!
2.1.どの問題集を選べはいい?
問題集選びで大事なポイントは次の2つです。
・学校の授業内容に沿っている。
定期試験では基本的に授業で勉強した内容がテストに出ます。
中学校や高校の問題集は、たいてい授業に沿って作られていますが、一応確認してください!
授業で勉強してない問題を解いても点数はあがりませんよ!笑
(大学だと、教科書が授業内容に沿ってない場合がよくあるので気を付けてください!授業内容に沿った問題集が無い場合もあるので、自分で作らざるを得ない時もあります。その時はこちらの記事を参考にしてください。)
・解説が充実している。
問題集選びでは解説が詳しく分かりやすく書いてあることが重要です!!
答えしか書いていない問題集もありますが、それだと自分が間違えたときに、なぜ間違えたか理解できなかったり、理解するのにとても時間がかかります。
学校で指定された問題集が一番良いとは限りません!
僕は学校で指定された問題集を愚直に解いていました。
その問題集は、答えしか載ってなくて、1問解くのにめちゃくちゃ時間を使って、まったく問題数をこなせませんでした、、、('Д')
「何が間違っているんだろう?」、「答えを見ても解き方が分からない、、、」と悩んでいる時間があれば、その分たくさん問題を解いたほうが効率よく点数が上がります!
自分が読んで理解できるレベルの解説が書かれている問題集を使って、効率よく勉強していきましょう!
(長時間考えて解けたときの楽しさが数学の醍醐味なんですが、効率よく点数を上げるには割り切りましょう!時間に余裕があるときは、解けるまで考えてみてください。1週間くらい考えて解けたときは、めちゃくちゃ興奮しますよ笑)
2.2.実際に使っていた問題集
僕は中学の時に、進研ゼミの問題集と学校で指定された問題集を使っていました。
これらに載ってる問題を全部解いて、ほとんと100点とっていました!
高校だと青チャートがおすすめです。
この記事の執筆を手伝っているあきら君は青チャートと過去問と進研ゼミだけで東京大学に現役合格しました!!
(ちなみに、青チャートの例題だけで勉強し続けて、センター数学は90から95%くらいとりました。)
(僕は、学校で指定された、答えしか載ってない問題集を使って浪人になりました、、、(~_~;))
これらの問題集は、授業内容に沿っていて、解説も充実してます。
自分の目標とする点数に応じて、試行錯誤して、解く問題の数を決めてください。
どのくらい問題を解くかは、また改めて記事を書きます!
3.実際に問題を解く
(Photo by Annie Spratt on Unsplash)
「数学の勉強って、とりあえず問題解けばいいんでしょ?」
「答え合わせは、一通り問題を解いてから答え見てるだけ!」
もちろん問題を解くことはとても大切ですが、ただ解けばいいという訳ではありません!
テスト勉強はこの流れでしてください!
・公式を理解する。
・制限時間を決めて問題を解く。
・答え合わせする。
これらについて解説します。
3.1.公式を理解する
「公式って覚えればいいんだよね??」
数学には公式がたくさん出てきますよね。
公式をちゃんと理解せずに暗記して試験を乗り切っていませんか??
しかし、テストで良い点を取るためにも、今後の自分のためにも、公式はきちんと理解し、自分で導けるようにしてください!!!!
公式を理解し、自分で導けるメリットを上げると、、
- 理解していると丸暗記より忘れにくい。
- もしも試験中に公式を忘れても大丈夫。自分で導いて使える。
- 今後の数学の勉強が楽になる。
最後の「今後の数学の勉強が楽になる。」は分かりづらいので補足しますね。
中学、高校、大学と進めば進むほど、知らなければいけない公式が増えてきます。
それを全て丸暗記するのは、よっぽど記憶力が良くないと難しいです。
公式は理解すれば、今後出てくる公式も理解しやすくなります。
教科書には、公式を導く過程も書かれています。
最初はちょっと面倒かもですが、公式だけを見るのではなく、一度は何も見ずに導出したほうがいいです。
ここまでを授業中に終わらせるようにしてください!
授業中にわからなかった内容は先生や友達に聞くことをおすすめします。
本当のことを言うと、先生の話を聞かずに自分で勉強(内職)したほうが速いです。
これについては、また別の記事に書きます。
3.2.制限時間を決めて問題を解く
僕が中学生の時使っていた進研ゼミの問題集のように、制限時間が記載されていれば、それ通りに解いてください。
青チャートのように、制限時間が記載されていなければ、基礎問題は5分、応用問題は30分以内に解いてください。
中学校の範囲なら、応用問題が難しくないので、10分か20分以内でよいかもしれません。
(中学生のころは、昔すぎて忘れてしまったので、分かり次第訂正します。)
制限時間になっても、計算が途中だったら、制限時間を過ぎても解き切りましょう!
基礎問題は、どの公式を使ったらいいか簡単に分かる問題です。青チャートだと、例題と練習問題です。
応用問題は、どの公式を使ったらいいか簡単に分からない問題です。青チャートだと、エクササイズ問題と総合演習問題です。
(例題は基本例題、重要例題、演習例題と分かれていて、重要例題と演習例題は割と応用なので基礎問題に入れるべきか悩みました。ただ、重要例題と演習例題は解法の定石を学ぶ問題なので、5分くらいで解けなければ答えを見て解法を学んでしまったほうが良いということで例題はまとめて基礎問題と判断しました。)
こちらのサイト は使い方が簡潔にまとまっていて分かりやすいので、参考にしてください!
数学において、どのくらいの制限時間にするかは非常に難しい問題です、、、(~_~;)
僕が中学生の時は、解けるまで答えを見ませんでした。
1週間かけても解けずに答えを見たのは3年間で2問くらいで、それ以外は自力で解けました。
一度自力で解けると、かなり記憶に定着するので、テストでも問題なく解けました。
また、浪人の時の河合塾の先生は、「難しい問題は1日考えなさい!」というふうに言っていました。
長時間考えて解けたときの興奮が数学の醍醐味なので、時間に余裕があれば、ぜひこうして欲しいです。
しかし、これを読んでいる皆さんは、時間に余裕がない人が多いでしょうから、制限時間を厳密に決めましょう!
僕は高校生の時、答えがわからなかったら、すぐに解答を見てましたが、これだと記憶に残りづらいです。
「受験の神様」と呼ばれている和田秀樹さんもこの本の中で、「基礎問題は5分程度考えましょう。」という趣旨を言っています。
(どのページに書かれていたか忘れてしまったので、知っている方は教えてください。)
答えがわからないとしても、なんとか5分粘ってみましょう!
(僕とあきら君が十分に議論した結果、入試の制限時間や入試までに解く必要のある問題数を考慮して、高校の応用問題は制限時間を30分としました。おそらく、20分から1時間の間に最適解がありそうです。もし、何か分かりましたら教えて頂けると嬉しいです('ω')ノ)
3.3.答え合わせする
・解答と違う解き方の場合
「ワタシの解いた方法と解答の解き方と違うんだけど、どうすればいいの?」
自分の解き方と解答の解き方が違う場合ってたまにありますよね?
もし、解答に別解として解法が載っていれば、自分の解き方が正しかったのか分かります。
しかし、別解が載っていなかったり、載っていても説明が不十分だと、自分の解き方が正しかったのか分かりません、、、泣
この場合、友人や先生に聞くのも一つの手ですが、時間がかかります。
なので、時間に余裕が無ければ、解答の解き方で覚えましょう!
(数学は、1つの答えに対して、複数のアプローチがある場合があります。実を言うと、それがわかって、今までバラバラだった知識がつながるのが数学の醍醐味の一つです。)
・解答をしっかり理解する
みなさんはしっかり答え合わせしていますか?
解答だけ見て終わってませんか??
たまたま解けたり、間違えたときには解答の導出過程までしっかり読んで理解しましょう!
その時に、どうしてその式が出てきたのか、どうして次の式が導かれるのか、ちゃんと日本語で説明できるまで考えてください。
決して、丸暗記してはいけません!!!!
理解して次は絶対解けると思ったら、解答を見ずにもう一度解いてください('ω')ノ
そのときに解けなかったら、しっかり理解できていなかった証拠です。
初めのうちはこういうことがありますので、自分の理解の仕方をしっかり見直してください。
この理解の仕方は、言葉では説明しにくいですが、めちゃくちゃ重要です。
なので、また別の記事を書くつもりですのでお待ちを。
4.復習は必ずしよう!
(Photo by Scott Graham on Unsplash)
「いつも一回だけしか問題解いてない、、、」
皆さんは復習していますか?
復習は必ずしましょう!
復習の手順はこちらの記事に書いてありますので、参考にしてください。
(「3.3.復習の仕方」参照。)
これらに加え、数学特有の注意点を2点述べます。
4.1.復習の時も計算する?
「解法が思い浮かんだから、計算はしなくていいや!」
こう思う人はいませんか?
僕もそう思っていました。
しかし、実際に模試で問題を解くときに、解法は思いつくのですが、計算に時間がかかるし、計算間違いをしました。
なので、復習するときも、必ず計算までして、答えを出してください。
4.2.計算問題は制限時間を短く
高校までの数学は、計算が速いほうが圧倒的に有利です!
数学の履修範囲の中には、ほとんど頭を使わず、機械的に計算だけすれば解ける問題があります。
例えば、中学の範囲だと、四則演算や素因数分解などです。
テストでこういう問題を速く解ければ、時間に余裕が生まれ、他の問題にじっくり取り掛かれます。
なので、計算を速くできるようにしてください。
一度正解できた問題も、制限時間を短くして、もう一度解きましょう。
どのくらい速く解ける必要があるかは、また別の記事でまとめますのでお待ちを。
4.3.その他
この他にも注意点がいくつかあります。
理解の仕方や復習のタイミング、復習にかける時間など詳しくはこちらに書いてあるので参考にしてください!
5.テスト当日気をつけることは?
(Photo by Antoine Dautry on Unsplash)
「勉強はしたけどテスト当日はちょっと不安だな…」
大丈夫です!ここまで勉強してきたなら、テスト当日はやってきたことをしっかり発揮するだけです!
実力を発揮するために、試験中のケアレスミスに気をつけましょう。
解けるはずなのに問題文を読み間違えていてバツになったら悲しいですよね。
どんなに自信があっても問題文は途中までで分かった気にならず、必ず最後まで丁寧に読みましょう!
また、問題を一通り解き終えて時間が余っていれば、問題の見直しをしましょう。
勘違いはないか、計算ミスがないかを確認できると良いですね。
僕もケアレスミスで何点落としてきたことか…
もしケアレスミスをしてしまっても、なぜそのミスをしたかを考えて次回に生かせば、ケアレスミスは「0」に必ずできます!!
無駄な減点を減らして高得点を狙いましょう!
他にもテストで注意する点はありますので、今後ブログにまとめるつもりです。
6.数学を好きになろう
(出典:Amazon)
「数学ってなんか好きになれないんだよな、、、(~_~;)」
こういう人は多いのではないでしょうか?
僕の周りにもけっこういました。
僕が今まで言ってきたことを踏まえて勉強すれば、数学の問題が解けるようになって、どんどん点数が上がります!!
そうなると、数学が楽しくなってきます^_^
また、計算が速くできるようになれば、それも楽しいです。
他には、問題をじっくり考えるのも数学の醍醐味のひとつです。
しかし、現在の学校では、機械的に計算するのがメインで、じっくり考える余裕がありません。
しかし、『数学ガール』という本を読めは、その面白さがわかります。
僕はこの本を読んで、今までしてきた数学とは全然違う面白さに気づきました。
時間に余裕がある方は、ぜひこの本を読んで、新たな数学の一面を知ってみてください!
後半は難しくて僕も読んでないのですが、冒頭は中学生でも理解できますので、ぜひトライしてみて下さい。
ほかにも良い本がありますので、また別の記事で紹介します。
7.さいごに
今回は数学のテストで良い点を取る勉強法をまとめました。
安定して高得点を狙えるようにするにはコツコツやっていくしかありません。
どうせ勉強するなら、楽しみましょー!!^_^
この記事が参考になったら嬉しいです。
みなさんのテストの点数が良くなることを願っています♪